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三日月

三日月

絢香

三日月

定価: ¥ 1,000

販売価格: ¥ 1,000

人気ランキング: 1470位

おすすめ度:

発売日: 2006-09-27

発売元: ワーナーミュージック・ジャパン

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大きな器を持つうた
印象的なメロディと象徴的なフレーズの相乗効果で胸を揺さぶるPOPSが見つからなくなってきたシーンの中で、一際存在感を放ち、人に力を与える曲に歩んでいく実感を私は持っている。その理由は“ことば”だ。



NHKでこの有名なワンフレーズに出会い、その力を知った。衝撃が走った理由は、見事に番組趣旨を反映するだけでなく、ことばが歌の設定を超えて羽ばたき、例えばネットに依存する現代を生きる私達の側面を衝くような象徴的なことばに思えたからだ。ネットというツール上では人と人はより繋がるようになった反面、乖離が強まっている現実、そしてそれでもスタンドアローンを超えてゆきたいと願う心理さえも表しているように思えた。

一瞬のことばの力が核心を射抜き胸をかけ巡る曲というのは、なかなか出会えない。あの一瞬に関してだけは、ことばの意味が一つの曲の単位から昇華し更なる意味を持って広まる、中島みゆきレベルの濃密な“ことば”と化した体験をした。実際この曲自体もメール等のツールの話を据えるのでなく、非常にアナログな人間同士の人肌恋しさをポイントに置くから“繋がる”ということばが強く感じられるのではないか。



さてそれを歌う絢香自身の声は重さを秘める。低音を胸に落とし潜る歌い方から描く、月のわずかな光に対するイメージが興味深い。例えば地声からファルセットにつなぎ当に闇から空へ昇らんとする希望を表す歌い方。若々しいしなやかさを感じる。



更にだからこそこの曲は彼女と共に成長してゆく曲のように思える。ベテランになってからのアプローチでこの詞のタッチも聴いてみたい。例えばヒロインを俯瞰するように肩の力を抜き響きの中にほのかな明るさを灯し続けながら音を鳴らし、闇と希望を表裏一体で表す大人の手法では詞が一次元で留まらなくなる。そういう新しく生れる表現の余地が多い大器の曲に思える。


テレビからラジオから、飽きる程流れていたにも関わらず余りに印象の薄い歌声。曲は思い出せるけどどんな声だった?とCDを引っ張り出す。特徴が無いとは言いませんが、正直そこまで上手い歌い手さんとは思えない…

本当に素敵!!
最近クラシックを聞くことが多かったのですが、安藤美姫選手のエキシビジョンでの絢香さんの歌声を聞いて心からジーンとしました。本当に素晴らしい!伸びやかな美しい歌声ですね。まだ19歳だとは!将来が本当に楽しみな歌手の方です。応援しています!!

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