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タイヨウのうた プレミアム・エディション

タイヨウのうた プレミアム・エディション

YUI

タイヨウのうた プレミアム・エディション

定価: ¥ 5,985

販売価格: ¥ 4,728

人気ランキング: 1778位

おすすめ度:

発売日: 2006-11-22

発売元: ジェネオン エンタテインメント

発送可能時期: 通常24時間以内に発送


雨音薫16才。彼女はXP(色素性乾皮症)という難病のため太陽の光にあたることができない。深夜に駅前広場で歌うことが唯一の生きがいの薫は、日の出前にサーフボードを抱えて現れる少年、藤代孝治(塚本高史)に窓越しの恋をしていた。運命は2人を引き寄せるが、薫に残された時間は残りわずか。そんな薫のために、孝治はある約束をする…。シンガーソングライターYUIの映画初主演作。命の灯を最後まで懸命に輝かせ続ける少女の役を熱演している。塚本高史も純情でまっすぐな少年役を好演。せつなさの中に生の喜びを力強く感じさせてくれる珠玉のラブストーリー。YUIの劇中歌は薫の気持ちが痛いほどに伝わり、思わず胸が熱くなる。(仲村英一郎)


この映画に含まれている要素は何1つ欠けてもいけない。
 久々に観た100点満点の邦画。新人の監督が作った事を後から知ってビックリした。

 この30歳にも満たない監督は今までどんな映画を観てきたのだろう。私の大好きな古典映画の手法をフンダンに織り込んでいる。そして決して熟練とはいえない主役2人の演技を見事にフォローしている。



 原作のない、オリジナル脚本でヒットした映画なんて近年存在しただろうか?

 映画は映画を原点に始まらなければ、日本映画の未来なんて絶対ないと思う。



 内容は、よくある「難病モノ」と言ってしまえばそれまでの話なのだが、奇をてらわない自然な展開、主演のYUI、そして彼女の歌、全てが完璧だ。どれを変更してもいけない。変更した途端、後から出版された原作本やテレビドラマのように薄っぺらなものになってしまう。

 偶然の産物かもしれないが、それこそが芸術なのではないかと思う。

ドラマよりも・・
一度観てみたいと思っていたのでDVDを借りました。穏やかな雰囲気が非常にいいと思います。孝治は「かっこよくない優しさ」を持っていたし、薫は「心の強さ」を持っていたと思います。あとあまり関係ないかもしれませんが、小道具系がいいですね。ドラマも観ましたが、映画の方が好きです。

なんて誠実な映画
ネタばれ含んでます。ご注意ください。

遅ればせながらこの映画見ました。

YUIさんの演技、歌、家族や友達の映し方が素直で、見ていてイヤなものが一切無い。

細かいところは置くとして、一番素晴らしいと思ったシーンは、左手が動かなくなった薫が孝治にそれでもまだ「歌う!」と言った後。

ありきたりのドラマなら、孝治は笑って大きくうなづいたりするんだろう。でも、孝治はどこか冷静な風情で薫にうなづいて、そのまま別れる。

そして、薫の姿が見えなくなってから、彼は歩きながら嗚咽して泣き出す。

このシーンで、「なんて誠実に作られた映画」だろうと深く思った。

感動的な演出や奇をてらったところは無いと言っていい、見終わった後になにかしら心が温かくなるような、いい映画でした。

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