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the popular music ~筒美京平トリビュート~

the popular music ~筒美京平トリビュート~

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the popular music ~筒美京平トリビュート~

定価: ¥ 3,000

販売価格: ¥ 3,000

人気ランキング: 3272位

おすすめ度:

発売日: 2007-07-11

発売元: UNIVERSAL J(P)(M)

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



新しい感覚で蘇った名曲たち
ここで取り上げられている筒美京平のヒットナンバーでは、原曲とは全く違ったアレンジが施されるとともに、意外なシンガーが意外な歌を歌っています。例えば、草野マサムネの「木綿のハンカチーフ」や、秋川雅史の「飛んでイスタンブール」、山崎まさよしの「さらば恋人」など。逆に原曲のイメージを残しているナンバーはほとんどありません。



その結果、このアルバムでは、こうした懐かしい曲目が全く新しい感覚で蘇っていると同時に、改めて筒美さんの曲の素晴らしさを味わうことができます。とりわけ私が気に入ったのが、徳永英明が切々と歌う「たそがれマイ・ラブ」。ここでの彼のハスキーな歌声はこの曲に漂う雰囲気をソフトに包み込み、まるで彼自身のナンバーであるかのように歌いこなしています。また、ゴスペラーズが歌う「夏のクラクション」もいい味わいがあります。



このアルバムを聴いていて、ふと思い出したのが筒美さんのメロディにはマイナーがほとんど無いということ。物哀しく感じるメロディでも長調です。そういえば、筒美さんの全盛期の70?80年代はちょうど世の中ではアイドル全盛時代。しかし、逆に言えば筒美さんがいたからこそ、この時代を、そしてアイドルたちを迎えることができたかもしれないのです。このアルバムを通してふと思い知らされた気がしました。だからこそ今にして思います、筒美さんの偉大さを・・・。

新しい発見があります
昭和生まれのとってはどの曲も1度は聞いたことのあるものばかり。懐かしさも手伝って手に取りました。

今回意外とよかったのはET-KING。本来の詩に彼らなりの思いを加え、「お世話になりました」というタイトルに妙にはまっていて耳に心地よかった。

それとしびれたのはクレイジーケンバンドの「また逢う日まで」。

昭和の歌謡曲を正面から歌い上げていて最高に良かった。

このアルバムに興味を持ったのはクレイジーケンバンドの名前があったせいもあります。こんな歌、歌わせたら最高ですね。

阿久悠さんの詞がまたとてもいい。子どもの頃にはきっとこれほどいいとは思わなかったでしょう。

アーティストそれぞれの個性も加わって、オリジナルとはまた違う味が出ていると思います。

昔を知らなくても十分楽しめる一枚です。





歌い継がれていく名曲を堪能
「すごいよ、このアルバムのつんく!」と大学生の

長男に教えられ、過去に"つんく、命"だった時期

もあった私は速攻購入。

あの「セクシャルバイオレットNo.1」が、大人の

セクシーなラブソングに進化していました…ボーカリスト

つんく♂の底力に、再度惚れ直しです。



落ち着いてから、全曲を数回聞いてみました。

どの曲も、すべてソラで歌えるほど、なじんだ曲ばかり。

作曲家筒見京平の世界の、ほんの一握りの代表曲だけで

これだけ酔える、その深さ・素晴らしさにまず感動。

そして、歌唱力のある歌手達が、しっかりと歌い込み

新たな曲のイメージを広げている、ここにも感動。

「飛んでイースタンブール」はさらにスケールアップし、

「さらば恋人」や「お世話になりました」は、こんな

いい歌だったの?と唸るほど。「また逢う日まで」は

大人のラブソングになりえる曲と再認。



息子世代にしたら、これは新しい懐メロなんだろうな。

オリジナルの歌手も生存していながら、別の歌い手に

挑戦させたことで、このアルバムがさらに輝いている。

良い曲、力のある曲が、こういうかたちで歌い継がれ

残っていくことこそ「歌謡曲」の醍醐味かもしれない。






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