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Young Love

Young Love

サザンオールスターズ

Young Love

定価: ¥ 3,059

販売価格: ¥ 2,905

人気ランキング: 35394位

おすすめ度:

発売日: 1996-07-20

発売元: ビクターエンタテインメント

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



バンドとしての「サザンオールスターズ」を再認識
前作「世に万葉の花が咲くなり」発表後サザンは'93年にシングル3枚をリリース。それとシンクロする様に桑田氏は第2期ソロ活動に突入、サザンとしての活動は'95年のシングル「マンピーのG★SPOT」まで待たなくてはなりませんでした。その後本作のM-7(オリコン最高1位)、M-3(同1位)、M-12(同5位)をシングルリリース(M-7、3はミリオンセールス)、本作の発売へと推移しました。'90年代のサザンの作品が桑田氏のソロワークの発展形みたいな作風だったので、個人的には少し寂しい思いをしていたのですが、本作は久々に「バンド」の音がしたのでその点は嬉しく思ったのを思い出します。これぞバンドサウンドなM-1、4、原由子が唄うポップなM-8、結婚式の定番M-13等、アルバム「人気者で行こう」以来12年振りとなる夏のリリースということも手伝って大ヒットを記録しました。余談ですが本作はサザンのオリジナルアルバムの中で最高のセールス(250万枚越)を売り上げています。

よくまとまったアルバム
 シングルとしては「あなただけを」「太陽は罪な奴」といったサザンの王道たる曲に加え、サザンにとっては革命と言ってもよい「愛の言霊」も収録。更に自動車のCMで使われた「胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ」、極上のバラード「ドラマではじまる恋なのに」「Moon Light Lover」、そして結婚式の定番ソングとなった「心を込めて花束を」などの佳作・良作が脇を固める。

 全体としては、一般的なサザンのイメージに最も合致した作り。そして一曲一曲が粒ぞろいなので、ベストアルバムのような満足感がある。

 「サザンの曲を知りたいが、どのアルバムを買えばいいか分からない」という人には、ベストアルバム以外ならばこの「Young Love」をお薦めする。

僕がサザンから離れた時期。今、胸いっぱいの花束を
ジャケットに特に感想は無いのですが、タイトルがどうも嫌でした。無理がある、と。

発売当初は時代にも合ってないし、サザン王道でもなく、中途ハンパな気がしてました。

中学くらいから当然のようにファンでしたが、もう僕の中でサザンは終わったと思った。



でも、ソロ活動や2枚組の新作が意外に良く、そこで改めて本作を聴いてみると、ハマりましたね。

時代に迎合することなく、普遍的にキャッチーな曲を書き続ける桑田さんの骨太さを感じたし、それでいて近寄り難さを感じさせずC調さを持ち続ける姿勢は、盟友明石家さんまと同じくホント素晴らしいと思います。

良い曲ばかりですが(原坊の曲もイイ)、ラストの曲を聴いた時は、結婚して8年ぐらい経った今でも、20年以上聴き続けているこの人に歌ってもらうと、泣いてしまいました。

サザン好きの人が結婚式でスライドショーなんかやる時に流してあげて下さい。号泣必至です。


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