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DEEP RIVER

DEEP RIVER

宇多田ヒカル



定価: ¥ 3,059

販売価格: ¥ 2,600

人気ランキング: 3725位

おすすめ度:

発売日: 2002-06-19

発売元: EMIミュージック・ジャパン

発送可能時期: 通常24時間以内に発送


1stアルバム『First Love』は970万枚、2ndアルバム『Distance』が534万枚(2002年4月現在)と、前代未聞のビッグセールスを続ける宇多田ヒカルの3rdアルバム。
ピアノ&ストリングスアレンジによる感動的なラヴソング、前向きなメッセージを込めたダンサブルナンバー、と本人がコメントする、自らの本名をタイトルにした、ラテンテイストのNTTドコモCMソング(シングルのカップリング曲)、優しいサウンドで歌う失恋ソングの先行ヒットに加え、幸せになりたいと願う軽やかなテンポの、恋愛の駆け引きをベースボールにたとえるクールなナンバー、女の子の複雑なハートをつづったミディアムR&Bチューンと、アルバム曲も大充実だ。(速藤年正)


宇多田ヒカル、現時点での最高傑作
多くの人が書き込んでいるように、現在リリースされている4枚のアルバムのうち今作が最高傑作だと思う。



まずはシングル曲のインパクトが凄い!プロモと相まってアート性の高い楽曲ばかりで、かといってイメージ重視なわけでなく高い完成度を持っている。

特に「traveling」は大ヒットしただけあるキャッチーな曲ながら挑戦的なアレンジ・構成が成功した名作だと思うし、

完成した瞬間に宇多田本人が「生涯最高傑作だ」と感じ自分の名前を付けたという「光」も通俗的な歌詞とどこか浮遊感のあるアレンジが生々しい現在と未来への希望を表現していて、

等身大でありながらアルバムの最後を締めくくるにふさわしい広がりのある空気感を持った希有な曲であると思う。



アルバム全体としても、前作までと比べて一皮向けた充実した作品群で、本当に捨て曲が無い。

R&B路線も悪くなかったけれど、特有のポップスのセンスは今作のジャンルに縛られない作品作りで完全に開花し発揮されている。

「Distance」でもジャンルレスにしようとする意欲は感じられたが、実となって結実したのは今作だろう。

「Can You Keep A Secret?」のようなヴィヴラート使いすぎで下手をすると聞き苦しくなるような歌い方も改善され、歌唱という点でも成長している。

もともと力強い歌い方から繊細な歌い方まで使い分ける表現力はあるし、幅広い方向性の楽曲群を過不足なく歌いこなしている。

「Deep Blue」も方向性としては今作と近いしいいアルバムだと思うが、単純に楽曲の質でこちらが上回っている。



バラエティ豊かながら一本筋の通った非常に出来のいいアルバム、宇多田ヒカルのオリジナルアルバムの中では断然この作品をオススメします。



完成度が高いアルバム
 現地点で4枚のオリジナルアルバムを発表していますが、このアルバムが一番完成度が高いのではないかと思います。

 シングル曲はどれも曲調が違うので飽きないですし、それ以上にアルバム曲に彼女なりの挑戦が感じられるのです。パッとしない曲(いわゆる捨て曲)がないのが素晴らしい。このアルバムから編曲にも関わっているらしいのでより彼女の世界観が感じられるのではないでしょうか。

 ファーストアルバムが700万枚以上売り上げましたがまだ彼女のオリジナルアルバムを聴いたことの無い人はこのアルバムを強く勧めたいと思います。

何度も聴ける
このアルバムが発売してからもう5年が経ちますが、今でも飽きることなく何度も聴ける味のあるアルバム。個人的には彼女のアルバムの中でも最高傑作だと思っています。
他3作に比べると暗い雰囲気の漂うアレンジが多いですが、とにかくメロディーラインがどの曲も美しい。特にタイトルチューンのM-4は歌詞・アレンジ含めて秀逸。
1曲1曲を聴くとバラバラのようにも感じますが、通して聴くと統一性のとれた構成になっていて、無駄がないです。締めが「光」というところがまたニクイ。
また今まではR&B色が強かったのですが、今回はその垣根を越えたアレンジが新鮮で(特にM-7が面白い!)、彼女自身の歌唱も際立っていてとても気持ち良いです。
宇多田ヒカルというアーティストの新たな一面が浮き彫りになった1枚。

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