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UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION+ Vol.3

UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION+ Vol.3

宇多田ヒカル

UTADA HIKARU SINGLE CLIP COLLECTION+ Vol.3

定価: ¥ 3,200

販売価格: ¥ 3,200

人気ランキング: 14379位

おすすめ度:

発売日: 2002-09-30

発売元: EMIミュージック・ジャパン

発送可能時期: 通常24時間以内に発送


数多くの雑誌や広告写真をはじめ、CDのジャケット撮影でも実績のあるフォトグラファー、紀里谷和明監督が手がけたシングルクリップに加え、貴重なメイキングシーンも楽しめる宇多田ヒカルのクリップ集DVD第3弾。
宮殿の王子様を思わせる黒い衣装のヒッキーと、バレリーナ風の白い衣装のヒッキーとのせつない恋物語を描いた「FINAL DISTANCE」、カラフルなファッションを身にまとい、旗を片手に動物たちをコミカルに先導する「traveling」、Tシャツ&ジーンズ姿で楽しそうに食器を洗う姿がほほ笑ましい「光」、動物たちがのびのびと暮らすユートピアの中で優しさを込めて歌う「SAKURAドロップス」、楽園をテーマにハワイのマウイ島で撮影された「Deep River」の5曲を収録。ヒッキーのプライベートスペースで進められた「光」のクリップ撮影のメイキングシーンでは、監督が指示するお皿の洗い方にヒッキーが反対意見。“皿洗いの経験がないからだろ、あなたはぁ。じゃあ一回、紀里谷テストで行きまぁす”のひとことで、監督がお皿洗いをさせられる場面も。監督とヒッキーの真剣なやりとりを中心に収められたメイキングシーンからは、2人の厚い信頼関係が伝わってくる。(速藤年正)


さすが、ヒッキー!
宇多田さんのPVは、デビュー当初から印象深い物ばかりでしたが、

この「UH3」は、その中でも傑作中の傑作と言えるでしょう。

特に「traveling」は、全てが完璧でメチャカッコイイです。

あの未来都市や銀河鉄道が、音楽にも合ってると思います。

逆に「光」は、シンプルなワンカメラ撮影で、これまた面白い。

只、「もう少し皿洗いは丁寧に。」と言いたい(ジョーク)

他の3作品も、見事な仕上がりで、アッと言う間に観終わります。

又、各PVのメイキングもそれぞれ良いんじゃないかなー。

好みもありますが、UHシリーズで「3」が一番好きです。



凡才の星
こんなこといったら多分ファンにグーで殴られると思いますが、紀里谷和明は凡才だと思うんです。コンセプトにしても、色使いにしても、どこかが決定的に" 抜け"て居る感じがして。ただ、その"凡"の才能を極限まで磨き上げている感じ。なんというか、その"抜け"以外の部分を完璧なまでに装飾しているというか。なので"凡才の星"といった感じで僕は好きです。
コンセプトも分かりやすい。Travelingは"銀河鉄道の夜"、サクラドロップスは"火の鳥"。シンプルなコンセプトがシンプルに伝わるのでこの二つは特に好きです。ただ、どっか、やっぱり抜けてる。

構成に難あり
最初の「FINAL DISTANCE」は前作の「UH2」にも収録されており、両方買った人にとっては重複で損した気分になるかもしれない。
 2曲目の「travellinng」はSFチックに作りこまれた力作の映像です。
 宇多田がキッチンで皿洗いをしている長回し1カットのみの3曲目「光」は手抜きな感じだし曲とミスマッチ。
 「SAKURAdドロップス」は作りこまれた映像だが「UH2」の「Wait&See」のようなサイバーなものとは対極的な、自然をモチーフとしたもの。
 5曲目の「Deep River」は宇多田の独白から始まるが彼女の声はこういうのには向かないと思う。映像のほうもちょっと凡庸かな。
 全体的にメイキングの分量が多すぎて、作品の世界にひたる気分がいちいち現実に引き戻されて残念。DVDの作りとして、作品のみの本編とメイキングはスタートメニューで選択できるようにしてほしかったと思う。

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