Jポップ@人気アーティスト大特集Top >  023椎名林檎 >  勝訴ストリップ

勝訴ストリップ

勝訴ストリップ

椎名林檎

勝訴ストリップ

定価: ¥ 3,059

販売価格: ¥ 2,753

人気ランキング: 2371位

おすすめ度:

発売日: 2000-03-31

発売元: EMIミュージック・ジャパン

発送可能時期: 通常24時間以内に発送


前作にも増して、強烈な「言葉」の数々が聴く者を突き刺す2nd。誰かを愛したい、そしてできれば、その人から愛されたい。すべての現代人が渇望しているコミュニケーションへの欲求を高い純度で音像化した今作は、激しく、ヒリヒリとした痛みに満ちている。暗く、冷たい心象風景をポップ・ミュージックへと昇華、ダブルミリオンを記録した傑作。(森 朋之)


傑作
事変になってから手癖にまかせてかいたような曲ばかりになって見切りをつけたんですが、ソロの時に作った三枚は今でも好きです。

この勝訴は林檎が学生時代はまったというパンクやオルタナに接近した音作りで、そういうサウンドが好きな僕にはたまらないものがあります。

曲によっては打ち込みも使ってますね。

月に負け犬とか闇にふる雨とか依存症とか全曲シングルカットしてもいいくらいの名曲ぞろいで、この時期の彼女は神がかってたとか思います。

サウンドが洋楽の後おいなので星は四つで。

最高傑作
最初は1stの無罪モラトリアムや教育(東京事変)の方がいいと思ったのですが今ではソロ、事変通じで最高傑作になりました(私の中では)。



東京事変で初めて彼女の音楽を聴いて、ソロの作品も聴いてみたい、と思っている人は無罪をおすすめします。なぜなら東京事変や無罪は聴き易い(J-POPに近い)からです。この勝訴ストリップはその2つよりもやや癖があり、今までJ-POPを聴いていた人には多少抵抗があります。さらに3rdアルバムのカルキはさらに癖があります。私も東京事変から聞き始めましたが、このアルバムの良さがわかりません。しかしこのカルキがとても良いという人もいます。



で、勝訴のレビューなんですが、いい曲がたくさん入っています。無罪は最初の3曲は神ですが後半は微妙です。一方こちらには後半にも名曲が多数入っています。といっても彼女のアルバムは全曲通して聴くのが真髄ですが・・・。

一曲一曲書くのもなんなので、まず一曲目の虚言症で度肝を抜かれました。超名曲です。

最後の依存症は今までで最高のバラードです。曲の終わりにフェードアウトで少しずつ音量が絞られていくのですが、最後はブツ切りです(少しずつ小さくなっていって突然プツっと切れる感じ)。この後の余韻がたまりません。



流し聴きしないで最初から最後まで集中して聞いてみてください。

呼吸し続けている。
このアルバムが発売されて、もうこんなに経っているにも関わらず、今だに呼吸をし続けリアルに鼓動を打っているのは、本当に素晴らしいと思います。一曲目の「虚言症」を聴いただけで林檎氏のリアル過ぎる少女時代が浮かんでくるようです。何度聴いても涙を誘うのはそのリアルさ故だと思います。リアルだから呼吸は停まらないし、鼓動も停まらない。
林檎氏のリアルな鼓動を体験したい方はぜひお手元に。

関連エントリー

Jポップ@人気アーティスト大特集Top >  023椎名林檎 >  勝訴ストリップ