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ROCK AND ROLL HERO
ROCK AND ROLL HERO
桑田佳祐
定価: ¥ 3,045
販売価格: ¥ 2,893
人気ランキング: 1942位
おすすめ度:
発売日: 2002-09-26
発売元: ビクターエンタテインメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
“ロックバンドテイストを強調したい”というコンセプトをベースに、2002年2月からじっくり時間をかけて作り上げられた、約8年ぶりの桑田佳祐ソロ4thアルバム。
惜別の寂しさを歌い上げる哀愁のロックナンバー「東京」、タウン&カントリーのCMソングとして使われている「夏の日の少年」(シングル「東京」のカップリング曲)といった先行ヒットをはじめ、ピアノ&ギターが奏でるゴージャスなロックサウンドに乗せ、日本の現状に対する皮肉と未来への憂いを込めた「ROCK AND ROLL HERO」(コカ・コーラ“No Reason キャンペーン”CMソング)、ジャズのエッセンスもうかがえるスリリングなサウンドの「東京ジプシー・ローズ」、こん身のバンド演奏を繰り広げる「BLUE MONDAY」など、熱いスピリットがほとばしる王道のロックアルバムだ。(速藤年正)
桑田節全開のソロ3rdアルバム
2000年、シングル3部作「TSUNAMI」(オリコン最高1位、日本歴代シングルセールス3位)、「HOTEL PACIFIC」(同2位)、「この青い空、みどり?BLUE IN GREEN?」(同3位)、企画ベストアルバム「バラッド3」(同1位)の大ヒットによって華々しい活動を行ったサザンがまたもや活動を休止。翌'01年から桑田氏はソロ活動を開始します。夏に「波乗りジョニー」(オリコン最高1位)、冬には「白い恋人達」(同1位)でそれぞれミリオンセールスを叩きだし好調をキープ、その開き直ったかのようなポップ路線の作風には清々しささえ感じました。しかし'02年アルバムから先行する形でリリースしたM-7(M-11も収録、同1位)の作風からは「俺はおちゃらけたアルバムは創らないぜ」と言わんばかりの意気込みを感じました。そうして発売された本作は予想(予定)通りポップな楽曲は除外された荒々しいバンドサウンドが魅力のごつごつしたロックアルバムに仕上がりました。ボブディラン調のM-1、キャッチーなメロディに鋭い歌詞が響くタイトルチューンM-2、もろジョンレノンなM-4、ゲストにLOVE PSYCHEDELICOを迎えた本作のベストトラックM-5、桑田氏のラップ(!)も聴けるM-12。本当にこのお方はソロにおいては常に魅力溢れる作品を届けてくれますね(同2位)。この年の暮れに桑田氏は彼のソロワークスの集大成ともいうべきベスト「TOP OF THE POPS」をリリース(同1位、ただしこのベストには本作「ROCK AND ROLL HERO」からの楽曲チョイスはありません)、ミリオンセールスを記録しました。
桑田佳祐というロックンローラー
最近はサザンの活動を休んでいる時にしか行われない桑田氏のソロ活動。
だからじゃないがやっぱりソロはソロらしい、サザンと違った音を聴かせて欲しいもの。
そういう意味では『波乗りジョニー』『白い恋人達』はいい曲ですけどサザンと同じだからね。
しかし2002年に出たシングル『東京』は凄かった。サザンとぜんぜん違う!
そしてその路線のままに製作されたこのアルバムは最高のロックンロールアルバム。
ボブ・ディランばりの早口捲くし立ての『Hold ON (It's Alright)』や
正統派ロックンロール『ROCK AND ROLL HERO』、ジョンレノンそのままの『影法師』
キンクスやグループサウンズを思わせる『地下室のメロディ』、
ツェッペリンのような太いリフが響く『質量とエネルギーの等価性』などなど
ロックの先人達へのリスペクトを忘れない辺りも桑田氏らしいですね。
ここに上げた以外もちょっとテンションの違うサウンドが聴けます。
「俺が何にも知らねえと思って」って叫んでます。
外ジャケットの文字も、中ジャケットの後ろ姿も(あ、中ジャケットも2種類あんのか)
何か皮肉をこめているような感じがします。
サザンや「波乗りジョニー」のノリでは来んなよって。
以前は桑田さんのこの路線に違和感ありましたが、このアルバムで払拭されました。
これはソロでやった意味が大いにあります。全開です。
超大御所でありながら、サービス精神ありすぎなので、サザンはサザンでこれからも
永遠にお願いします。ついていきます。
でも、たまにはこういうソロで思いっきり爆発させて下さい。
CMでカッコイイなと思ってたタイトル曲を、ある日後輩がカラオケで
歌いました。そこで歌詞を見て衝撃を受けました。
「コカ・コーラ関係無いやん!」って。
こういう歌詞の曲をここまでスカッとさわやかにできる人は他にいません。
その他も適度に耳にしたことのある曲が入っていて聴きやすく、
それでいて歌詞も演奏もブ厚く、聴き応えあります。
ソロ作品ではダントツの最高傑作。
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