Jポップ@人気アーティスト大特集Top >  010桑田佳祐 >  Standards/スタンダーズ

Standards/スタンダーズ

Standards/スタンダーズ

中西保志

Standards/スタンダーズ

定価: ¥ 3,000

販売価格: ¥ 3,000

人気ランキング: 7855位

おすすめ度:

発売日: 2007-02-21

発売元: 徳間ジャパンコミュニケーションズ

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



極上!
久しぶりに聴いた中西保志の歌声は、極上のカバーアルバム。

相変わらずの素晴らしい歌声は、心に直接響いてくるようです。

アレンジも良く、見事に中西保志の曲にしています。

ボーナストラックの、自身の名曲のリメイク「最後の雨2007」も嬉しい。

手放したくない一枚です。

歌のうまさは日本一いいい!!
 最後の雨は大好きな曲で、ヒット後大阪で活動していたことは

知っていたが、アルバムが出てたとは知らなかったので即購入しました。

こいつは凄い。泣けます。しびれます。全てオリジナル越えです。

カバーアルバム・ブームもそろそろ下火かもしれませんが本作は買っても損はしません。

歌うま過ぎです。皆さん是非購入してください。お勧めします。

これほどバランスの良い高音の男声は稀有なので、それで描くカバーとして大注目だ。
よく通るクリアボイスとメロウなアレンジで曲達にどんな美しさが出るのか、が聴き所だろう。ただ自然とかかるビブラートが細くなると細川たかしのような民謡調の鳴りに近くなる瞬間がある。

1「LoveLoveLove」徳永が呟く余韻の曲想にしたのと逆に、中西は積極的に息を流し響きを明るく鳴らし続け、名刺代わりの序曲に。2「あまく危険な香り」の第一声“あなたの”は若い歌手には出来ない曲想だ。詞のアダルトな描写を成立させ得る空気の操り方はさすが。3「Missing」は声の相性の良さを思う。“ILoveYou”の発声などそっくりだ。4「いっそセレナーデ」も彼の叙情性が光る。陽水の儚い曲は、彼のようなレガートが綺麗にひけてわびさびのある美声でこそ威力を発揮するから。“泣こうか”a母音を鳴らした直後の行間は最高だ。5「真夏の果実」は彼の声で更に黄金色に輝き、6「もうひとつの土曜日」は浜省のそぼ降る雨のような歌とは逆に熱をこめて歌う。低音の原曲が高いキーで歌われる新鮮さだ。

「Everything」は曲こそ違うが武田雅治のMISIAカバーと比べ、彼女の美しい伸びに最も近づいた男声音源だろう。「r」発音の徹底ぶりが耳に残る。8「シングル・アゲイン」も徳永と比較すると積極的に竹内まりやの領域に挑戦するのに、くどくないのが凄い。9「春よ、来い」は彼の声でサビが空に響き渡り虚しさが映える。10「言葉にできない」は同じ透明声でも小田の「間」を作る凛とした曲想ではなく丸い歌い方に。“lalala”も小田の縦に切るような響きではなくもっとレガートだしlaの発し方もロングトーンも小田より平面的だ。他方11「桜色舞う頃」はよかった。流れ始めるサビの美しさは原曲超えだ。12「最後の雨2007」で最もほっとする。

上手いしわびさびの影もありさすがの声だが、歌として伝える魂の面では原曲の凄さを再認識する。

関連エントリー

Jポップ@人気アーティスト大特集Top >  010桑田佳祐 >  Standards/スタンダーズ