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さざなみCD

さざなみCD

スピッツ

さざなみCD

定価: ¥ 3,000

販売価格: ¥ 3,000

人気ランキング: 16位

おすすめ度:

発売日: 2007-10-10

発売元: ユニバーサルJ

発送可能時期: 通常24時間以内に発送


07年に結成20周年を迎えたスピッツによる、「スーベニア」以来、2年9ヶ月ぶりとなる12thアルバム。プロデューサーに亀田誠治、エンジニアに高山厳という気心の知れた(しかも日本有数のセンスとテクニックを持つ)クリエイター陣を迎えた本作は、シングル「魔法のコトバ」「ルキンフォー」「群青」でも予見されていたように、ダイナミックかつシンプルなバンド・サウンド~ウットリとするほど美しいメロディ~いつになく前向きなモードに貫かれたリリックがひとつになった、きわめて質の高いギター・ロック・アルバムとなった。ざっくりとストロークされるアコースティックギターから始まり(いい音なんだ、これが)、「君を歌うよ 小さなことが/大きな光になってくように」という感動的なサビへと結びついていく「僕のギター」、草野マサムネのポップサイドがたっぷりと感じられる「Na・de・Na・deボーイ」などドキドキするような名曲が揃った本作は、スピッツの新しいピークの大きなきっかけとなっていくだろう。(森朋之)


聴けばきっと恋したくなる
スピッツの曲ってほとんどがラブソング。中でも多いのは「かわいいあの娘と(時には小ばかにされながらも)もうちょいでうまくいきそう=飛べそうなんだけどなぁ・・・(でも実は飛ばないうちが1番楽しかったりして)」という曲と思う。今作もそんなスピッツワールドが炸裂。個人的に『ネズミの進化』がイチオシ。『夢追い虫』が好きな人ならきっと気に入るはず。

イチローみたいなアルバム
「出だし3曲が良ければ、それは良いアルバムである」と

いうのが自分の持論です。



このアルバムはそれに当てはまるどころか、スピッツらしい

どこを切っても金太郎飴状態の粒ぞろいな曲ばかりです。

特に飛びぬけた曲はないのですが、アベレージが高いですね。

一聴しただけで、口ずさんでしまう曲が多数ありました。



昔に比べてリズムが太くなり、ずいぶん男らしくなりましたが、

根本は何も変わらないのがスピッツの良いところ。刺激を求める人には

向かないかもしれませんが、スピッツをよく知る人は安心して聴けます。



ちなみにどれもいい曲だと書きましたが、個人的に特に好きなのは

1、2、4、6、12です。結局いっぱい挙げてしまいました(笑)。





20年目の瑞々しさ。
当人たちの実際の取組みはどうだったのかは知らないけれど、いい具合に肩の力が抜けたアルバムのように感じる。

デビューしたてなどの時間軸から必然的に醸し出される新鮮さとはまた違う瑞々しさ。

とても澄んだアルバムだ。



スピッツブレイク直前の「空の飛び方」が出た時、私はそのアルバムを人に薦めまくった。人には好みがあるとか無視して無償宣伝活動をしまくった。それくらい、あのアルバムの楽曲達は万人に受け入れられるものだと感じたからだ。

今、その時と同じ気持ちだ。

シングル曲が3曲入っているがそれだけではなく、どの曲も、全ての曲が本当に良くて、どれをシングルにしてもおかしくない。

逆にここからのシングルカットはもうあと1曲あればいい方くらいなのかと思うと非常にもったいないとすらと思う。

カラオケにアルバム曲が入ったら歌って布教してやる気満々だ。



私が大好きなデビューアルバムにあるような「精液臭さ」みたいなもんはもうとっくにないし、濃厚さという点では物足りない分もあるかもしれない。自分の人生において大事な1枚になるかとういような、こちらの内側に絡んでくるような種類のものではないかもしれないが(それはその時の受け取り側の状況が関係してくることでもあるので)、ただ、楽曲達は、どれも素晴らしい。

純粋に楽曲の良さによって、その1点のみだけでもこのアルバムはいい、と言い切れる。

スピッツらしくありながら、普遍性を持ったアルバムだ。おかしな推め方だが、一度聴いてみて損はしないと思う。

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