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名前をつけてやる

名前をつけてやる

スピッツ

名前をつけてやる

定価: ¥ 2,500

販売価格: ¥ 2,375

人気ランキング: 3566位

おすすめ度:

発売日: 2002-10-16

発売元: ユニバーサルJ

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



かわいくてひねくれてて、毒をひっそりもって
このアルバムが一番好きだという人も多い、2nd。私も、ごく素直に明るくてかわいくてひねくれてて(素直にひねくれてるってのも矛盾した表現だが)、大好きなアルバム。

この「名前をつけてやる」ってタイトル。スピッツは歌詞から曲タイトルから終始こんなんばっかだったから私は別に何とも思っていなかったんだが、知人に「『名前をつけて“やる”』てすごいタイトルだな」と言われ初めて気付いた。普通じゃないってな。

前作が冬を感じるアルバムなら今作は夏。て歌詞そのまんまだがでも歌詞の中の一フレーズがアルバム全体の雰囲気まで彩っている。

「ミーコとギター」とか「待ち合わせ」とかアッパーな曲も良い。今のスピッツだと早い曲やろうとするとあえて早い曲、て感じで遅めな曲とどうしても二極化されてしまうけど、この頃はまだ早い曲も遅い曲も自然に一緒になっていた。ジャケットや中の写真そしてもちろん中身も、かわいさと毒がいい具合に入り混じりあって他にはないスピッツの世界が出来上がっていた。

一番好き?


まだまだ解散しないだろう、
何より解散して欲しくないので
一応一番好き"かも"という評価です。
1stはまだギタポって感じでしたが、
今作はいろんな要素が追加されて、
crispyに次ぐぐらい豊かな音が鳴っています。


そして何より注目すべきはこの変態っぷり!
かわいい声でごまかされてるような感じですが、
このキュートっていう感覚の感触が違う。
ジャケットを交えて話せば、可愛いだけじゃなくて
何かおかしい、どこか正常になれてない。
これはなんて言えばいいのか。
少年でも少女でもないピュアっぷりですね。
「恋のうた」なんか、こいつ本当に抑えきれないんじゃないかって
聴いててちょっと心配になってしまいます。

素朴だけどキレイ
 

どてーんとしたネコのジャケットや、自信満々な感じのタイトルが印象的なスピッツの2ndアルバム。



40分弱と短いアルバムですが、その中に収録されているのは、軽やかなメロディーが心地よい「胸に咲いた黄色い花」「プール」、ロック色が強い「名前をつけてやる」「まちあわせ」、そして初期のスピッツならではの謎な歌詞が満載の「あわ」「日曜日」など・・・。



こうして色々なテイストの曲が詰め合わさっている一方で、アルバムとしての統一性というか、アルバムという一つの作品としての“芯”もバッチリ通っているからスゴイです!



これを聴きながら過ごしていると、日常の何気ない景色が、どこか懐かしく輝いて見えるような気がして、ワクワクした気分になったり、少しソワソワしたり。

聴き手の心の中に、素朴で小さいけれど、キレイな花を咲かせてくれるような感覚です。



私は最近、通学中のお供として、電車の中で重宝して聴いています。

あたたかくなってきた今の季節にもぴったりなのかもしれません☆

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