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DREAMAGE - DREAMS COME TRUE LOVE BALLAD COLLECTION -

DREAMAGE - DREAMS COME TRUE LOVE BALLAD COLLECTION -

中村正人

DREAMAGE - DREAMS COME TRUE LOVE BALLAD COLLECTION -

定価: ¥ 3,675

販売価格: ¥ 3,124

人気ランキング: 671位

おすすめ度:

発売日: 2003-12-17

発売元: Epic Records

発送可能時期: 通常24時間以内に発送


DREAMS COME TRUEのデビュー15周年を記念してリリースされた、2枚組のラヴ・バラード・コレクション。彼らの楽曲は、アップテンポだと中村正人のリズムセンスが曲をリードする感じがあるが、スローだと吉田美和のソウルフルなヴォーカルが強い印象を残す。そういった意味でこれは、吉田美和の声が持つセンチメンタルな世界観を堪能するためのアルバムと言えそう。ごく最近の音源とデビュー直後の音源が並んでもほとんど違和感を感じさせないあたりは、レベルの高い楽曲を作り続けてきた証明だろう。収録された24曲中、17曲が既発のベストアルバム『THE SOUL』には未収録で、レア音源も多い。コアファンのみならずとも押さえておきたいアイテムだ。(剛吉若寸也)


torchsongに吉田の作家の才能をみる
名盤と名の付くオリジナル作は、楽曲個々の総和以上の効用があると言われる。しかしベスト作の場合は、項の数を足しただけの効用に留まることもある。その違いは、アルバムとしてのまとまりとして、プラスアルファの新しい付加価値が生まれているかどうか、にあるらしい。



その点で今作はやはりうまく、最初に失恋ソング・恋愛ソングで純化が前提としてあることで、曲同士のシンクロ性が増している。つまり歌詞同士の物語性がうまれているということだ。

BLEUdisc序曲が心象風景の抽象さで始まり、徐々に写実的な回想曲で作品が廻る様子はヒロインの短編小説のよう。そもそも様々な場面をつめたオムニバス恋愛作品ということで聴き始めた音が、「抽象→具体」の流れにより、ワンストーリーに仕上がる魔法が生じている。そして10曲目で俯瞰した抽象さで自己をみつめなおした後に、最後に心からこぼれた雫はやはり「すき」ということば。これで終る。抽象と写実の両面が、儚さを極めつけのものにした。



吉田の作家としての上手さは、失恋の側面を描かせる場合により感じる。他の作家なら、失恋の歌詞などはだいたい想像でき、ありきたりで当り障りないことばの羅列に出会うことが多い。ところが吉田のそれは、失恋という一線後のヒロインの「まだ好き」であるという絶対的でどうしようもない情けなさに詞の感情をクローズアップし、シンプルなことばの彫刻でそれを披露する。そこでは安易な状況説明は使わない。裸の感情に「儚さ」を混ぜて、ゆっくりと想い出がおちてゆく。(他では浜田省吾がよくこういう描き方をする。)だから回数を重ねるごとに、リスナーが経験を踏むごとに、リアルさやヒロインの真の感情がわかってくるだろう。複雑で深い心境状況からエッセンスを凝縮し、よりシンプルなことばで表現がなされているから、感心ではなく感動に迫れるのだ。

イメージ
恋の歌が2枚に分けられている所に惹かれて買いました。
私にとって、このCDは自分がイメージしていたのとは違いました。
ファンの方にはとても良い作品だと思いますが、そうでない方には期待しているものとは違うと思います。

最高のバラードアルバム!!
ドリカムのバラード曲の詰まったアルバムです。冬という季節に本当に似合う曲が勢揃いといった感じで、一曲一曲がすごく心に染みます。
ドリカムの明るいポップな曲もいいですが、このアルバムでバラードをまとめて聴くと、改めてドリカムというアーティストの大きさを実感できました。このアルバムを聴いた時に感じる「ドリカムの世界」というのは、想像以上に大きかったです。
今まであまりドリカムを聴いたことのなかった人も、是非このアルバムから始めてみてはどうでしょうか?

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