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Let yourself go,Let myself go

Let yourself go,Let myself go

Dragon Ash

Let yourself go,Let myself go

定価: ¥ 1,260

販売価格: ¥ 1,260

人気ランキング: 40565位

おすすめ度:

発売日: 1999-03-03

発売元: ビクターエンタテインメント

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かなぐり捨てたニヒリズムのムコウ
リリックの素直さが、楽曲に大きな香しさをもたらしていた。その素直さとは、若い頃のイライラ感(青春期に良くあるやつ)を潜り抜けたその先の柔らかさのこと。

ロックやパンクは、若い怒りの衝動的エナジーをセンチメンタルなメロに乗せて叩きつける方法だ。「ライ麦畑でつかまえて」の主人公が常にインチキな大人たちへ苛立つように。だが、今作ではその思春期の怒りを超えた自然体で、音を奏でる心地よさがある。だからリリックも決して啓蒙的にはならず、一緒に走ろうというメッセージになり、共感をよぶ。(勿論、ロックの衝動は失ってはいないのだが)この頃のDragonAsh・降谷のリリック、サウンドにはそういう泰然とした境地が感じられる。

(※今日DAはこの頃の方法をとっくに卒業しているが、似たような二匹目のどじょうを狙った、また中高生の受けを狙ったグループが現れている。だがDAがやっていたこれらの音楽の方が実を伴っていた。表面的でなく人肌の伝わる人間味溢れたリリックやクールさだけでなく、泣かせるメロディたちを比べたらわかる。)



さて「Let your self go, let myself go」は名曲だ。上記に述べた特徴でスタイリッシュなキラーチューンに仕上がり、そして耳にも心地よい。

一方の「M」は隠れた名曲。主人公の素直な愛情はひたすらに光に満ち溢れていて、恋をスタートさせた喜びがいい。素敵なのは、彼女の存在の幸福が日常の隅々まで染み渡っている描写だ。何気ない日常が実はいちばん幸せなんだとは、誰かがよくいっていた。初々しさが貫かれた綺麗な曲だけに、その後二人の未来がどうなるのか気になるが、それはリスナー自身が描いてゆく物語になるのだろう。「M」の頭文字を持つ恋人を持つ人には思いで深い曲になるのかも。

最高です★★
もう本当に最高です!それに、かなりアッシュらしい曲調で、かなり、ノリもいい感じです。最高・・・・。

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