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バットマン ビギンズ

バットマン ビギンズ

クリスチャン・ベール

バットマン ビギンズ

定価: ¥ 1,500

販売価格: ¥ 1,500

人気ランキング: 18375位

おすすめ度:

発売日: 2007-06-08

発売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

発送可能時期: 通常1〜2週間以内に発送



観客はバットマンを真っ先に見たいのではないか?
ヒーロー物が必ず通る、いわゆる「エピソード・ゼロ」のお話ですね。

両親を暴漢に殺害されたブルース少年が悪を知り、謎の暗殺集団に身をやつし、そして恐怖を克服してバットマンに…という内容は良いと思うのですが、やっぱり観客はいの一番にバットマンを見たいのではないかと思いました(僕はそうです)。正直言って、前ふりが長すぎたのが不満でした。



しかし、T・バートンやJ・シュマッカーといった名監督が着手したため、手垢が付きすぎたバットマンというジャンルを再びエンターテイメントにしてくれたノーラン監督の手腕は見事だったと思います。

バットマン ビギンズ
まず自分はティム・バートン監督の「バットマン」シリーズが大好きです。 



この映画をティム・バートン監督の「バットマン」と比較しても

仕方ないんですが、 やはりなにか物足りない感がありますね。



主人公がバットマンになるまでのストーリーも面白くないし、 何より

作品全体を変にリアルにしてしまったことで、バットマン映画独特の

個性的なキャラクターや世界観などが失われてしまったのはとても残念です。



ただ今回もバットマン自体はかっこいいし、CGを駆使したアクションシーンなど

迫力あるものになっているので、ヒーローものとしてみれば つまらない映画では

ないと思います。

第5作に非ず!
前シーズン(BATMAN/1989?BATMAN&ROBIN/1997)の4作はティム・バートンの描く

ダークな世界を基調とした前期2作とジェリー・ブラッカイマー得意のエンターテイメント性を

強く打ち出した後期2作とで作品のカラーが大きく異なりますが、今作「BIGINS」はダーク

な質感の漂う前期2作に近い仕上がりとなっています。

ポップでド派手な3作目、4作目も嫌いではないですが、やはり「BATMAN」には陰鬱とした

世界がよく似合います。また本作は「闇の騎士」誕生の秘話をテーマにする事で前4作とは

切り離し、新たな映画版「BATMAN」を構築すると言う試みがなされているので、「BATMAN」

を初めて観る方でも十分楽しめると思います。

見所としては、まずは前述の「誕生」秘話をベースとした重厚なストーリー。そして豪華俳優

陣も魅力の一つです。個人的には歴代ブルース・ウェインの中でも今回のクリスチャン・ベー

ルが1番イメージにピッタリでした。他にもリーアム・ニーソンやモーガン・フリーマンと言った

実力派俳優が脇を固めています。(渡辺謙さんはチョイ役過ぎて残念ですが・・・)

また、バットケイブ(基地)やバットモービル(車)、バッタラン(バットラング)等のハイテク(!?)

武器類の製造工程なんかもおもしろいですよ。

2008年には次回作「THE DARK KNIGHT」も公開予定なのでしっかり予習をしておきましょう。

それにしても、「MARVEL」系の作品は続々と映画化されているのに、どうして「DC」系は少

ないんでしょうね?できれば「GREEN LANTERN」や「THE FLASH」、せめて「WONDER

WOMAN」ぐらいは観たいものです♪

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