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オフコース:Off Course 1982・6・30 ―武道館コンサート―

オフコース:Off Course 1982・6・30 ―武道館コンサート―

オフコース

オフコース:Off Course 1982・6・30 ―武道館コンサート―

定価: ¥ 4,300

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人気ランキング: 74532位

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発売日: 2001-06-27

発売元: EMIミュージック・ジャパン

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一番まとまりのあったのは『Three and Two』のライブツアー。
一番まとまりのあったのは『Three and Two』のライブツアーである。このときの映像が現存していたら、レビューが如何に的確であるかが証明されるであろう…。原因は、小田氏、鈴木氏の不仲でなく、シングル「さよなら」が大ヒットした(当時、視聴率の高かったTBSの人気TV番組「3年B組金八先生」の第何話かで、挿入歌として流れ、それまでオフコースを知らなかった視聴者たちに多大なる影響を与えた。その結果、ラジオ番組へのはがき、電話のリクエストも度重なった。)ことにより、世間では彼等の想像もし得ないことになっていた。当然、ファンも増えて全国ツアーも簡単に満員にしてしまう、最もチケット入手困難なバンドになっていた。ところがである、マスコミを筆頭にミーハーなファンが大勢いた!。特に女性ファン。『Three and Two』のツアーではこんなことはあり得なかった。小田氏、鈴木氏の長めのMCにも明るさがあった。明らかに、ステージを5人で楽しんでいる、ファンもそうであった。「小田さ〜ん、鈴木さ〜ん、松尾く〜ん」などの歓声が、「小田さ〜ん」だけに移行し、5人のオフコースはマスコミ、エセファンに足下をすくわれ、次第に小田氏も閉口に(MCにも以前のような明るさが無く)なり、鈴木氏に限っては皆無。いつの間にか小田氏だけがボソッとメンバー紹介、リップサービスなどする気も起きなくなったのであろう。この時点で鈴木氏が脱退の意思を小田氏に告げたことが伺える。「僕たちの非常に思い出深い曲です。」も、自問自答に聞こえ、この歌で感極まらなかったのも当然のことに思えてならない…。マスコミとミーハーなファンのエゴイズムが最もな原因である。

本当に泣けます。
何といっても「言葉にできない」の小田さんの涙が印象的ですねえ。色んな思いが胸をよぎったのでしょうが、やはり鈴木さんとの別れを惜しむ涙でもあったのではないでしょうか。後、アンコールの「Yes−No」で、小田さんが4人の肩を抱いて「君を抱いていいの」と熱唱する場面も胸が締めつけられます。もう2度と見られない場面だと思うからこそ・・・・。5人の最後のライブ。涙なしでは見られません。とても貴重な映像です。最近DVDで再発売されているので、是非見てください。

やっぱりいいんだけど…
どうせなら、DVD化にあたって、ビデオ化の際に削られた「アンコール曲」を収録して欲しかった。「眠れぬ夜」「時に愛は」など…そうすればもっと価値が出るのにね。

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