Jポップ@人気アーティスト大特集Top >  001嵐 >  黄色い涙 【通常版】

黄色い涙 【通常版】

黄色い涙 【通常版】

二宮和也;相葉雅紀;大野 智;櫻井 翔;松本 潤;香椎由宇;田畑智子;松原智恵子

黄色い涙 【通常版】

定価: ¥ 4,410

販売価格: ¥ 3,308

人気ランキング: 448位

おすすめ度:

発売日: 2007-10-03

発売元: ジェネオン エンタテインメント

発送可能時期: 近日発売 予約可


時代は1963年。漫画家の栄介は、阿佐ヶ谷に住む歌手の章一、画家の下川、小説家の竜三に協力してもらい、重い病の母親を東京の大病院に運ぼうとしていた。これをきっかけに仲がよくなる4人。それでも目指す道がちがうと、散り散りになっていった。ところがぞれぞれ思うように運ばす、栄介の部屋をたずねてきた。再会を喜ぶ4人は共同生活を開始する。
嵐の5人が出演した昭和を舞台にした青春映画。二宮和也演じる栄介を中心に、3人の青年(相葉雅紀、櫻井翔、大野智)たちの何気ない日常が描かれる。仕事にあくせくするわけでもなく、夢を追いかける日常はノンビリ過ぎてゆく。青年たちのなんとなく気があって、なんとなく一緒にいるという居心地のいい空気が、そのまま“嵐”のイメージにだぶる。ものすごいスピードで過ぎていく21世紀の速度とは、まったくちがったノンビリした昭和の時間。その時代に青春を送った人には懐かしいだろう。犬童一心監督は嵐の個性をうまくいかし、誠実で心地よい作品に仕上げた。ただ松本潤は、米屋で働く勤労少年の役で、共同生活の仲間ではなく、本作では助演。ファンは少々物足りないかも? 共演は香椎由宇、菅井きん、田畑智子ほか。(斎藤 香)


アイドル映画と侮れない
二宮和也をはじめ、嵐のメンバー全員上手いし個性的!! 流石、犬童監督、素晴らしく美しく切ない作品に仕上がっておりました。



森本レオが主演だったNHKの「銀河テレビ小説版」を、30年以上前に見た記憶がありますが、ほとんど覚えていません。だから、本作との比較はできませんが、脚本は同じく市川森一ということで純粋な若者たちのホロ苦い青春模様を優しく見つめる視線は変わっていないと思います。



青春映画ではありますが、主人公は明るく元気な若者ではなく、世の中から少しずれてしまったアウトサイダー的な若者たちというのがいい。体制からはみ出てしまった彼らの冴えない青春。それが詩情豊かに描かれる。彼らは、夢を持って夢に向かって生きようとするが、他人を蹴落としてまでもという雰囲気はありません。



主人公の漫画家を演じた二宮和也は、やっぱり上手いですね。小説家を目指す向井竜三を演じた櫻井翔のボサボサ頭、ステテコ姿のアイドル路線とのギャップもいい。松本潤演じる勝間田の、夢と現実の格差とギャップ象徴するキャラクター設定も良かった。歌手を目指した彼の、最後のあのオチには苦笑いさせられたけれど、逆に夢を諦めて離散した4人たちへの風刺めいたものも感じ取れた...。



それにしても、嵐ファンの少女たちは、この頃の彼らのような青春をどう感じたのだろう?

関連エントリー

Jポップ@人気アーティスト大特集Top >  001嵐 >  黄色い涙 【通常版】