Ｊポップ＠人気アーティスト大特集

DISCOVERY

Mr.Children



定価： ￥ 3,059

販売価格： ￥ 2,753

人気ランキング： 874位

おすすめ度：

発売日： 1999-02-03

発売元： トイズファクトリー

発送可能時期： 通常24時間以内に発送

Simple最高!!
世の中にはこのようなアルバムがもっと必要だと思う!とにかく勇気づけられる!このアルバムヤバいッ!!!

深海に続く傑作
　深海の暗さと対比した明るいアルバム。サウンドはレディオヘッドから、構成はU2の影響を受けている。激しい曲、へヴィーな曲、バラードなど一曲一曲の曲調が取れていてバランスがよい。また９分を越える大曲、変わった雰囲気を持つ曲、展開が感動的な曲などバラエティーに富んだ内容も秀逸。特にラストのImageの展開は感動的で、ラストにふさわしい。またすべての曲のコンセプトもひとつにまとまっている。そして忘れてはならないのは終わりなき旅が収録されていることだ。この曲がこのアルバムのコンセプトを決めているといってもいいだろう。

　ちなみにこのジャケット、実はU2のヨシュアツリーを真似たものである。さらにヨシュアツリーにも終わりなき旅という曲が収録されていて、歌詞も非常に似ている。このことからしてもU2の影響を濃く受けているということがいえるだろう。

陰鬱の裏にある希望
おそらくミスチルの中では最も陰鬱なアルバム。前作「BOLERO」からは程遠く、むしろ「深海」に近い。
このころ桜井はコンピュータを利用した作曲を始めた(それが「ニシエヒガシエ」「光の射す方へ」という新境地を産み出すことになる)。これが原因かどうかはわからないが、このアルバムからミスチルのサウンドは変容したと言っていいと思う。シングルで記録的ヒットが出にくくなったかわりに、ゆとりが感じられるようになった。もちろん休養も影響したんだろう。ヒット曲を書くことに捕われない、彼らなりのペースを掴んだようにも感じられる。また詞は内省的で、希望を歌ったものが多い。
「終わりなき旅」で歌われた「閉ざされたドアの向こう」にある「新しい何か」を見出すことによって、ミスチルは調子よく再スタートをきったと言える。